この鐘楼堂の鐘は第二次世界大戦で共出されましたが、先代の妙法寺中興日孝上人{明治42年(1909年)5月21日〜平成元年(1989年)6月13日 遷化81歳}の時、檀信徒の皆様のご尽力により昭和39年に再建されたものです。
 鐘には当時の寄進者全員の名前が刻印されており、何十年と妙法寺檀信徒の幸せと、世界平和を祈り鳴りつづけております。
また、大晦日には除夜の鐘として檀信徒の方々や檀信徒以外の方々も百八の煩悩を払い、新年の幸せを祈願し鐘を打ちに毎年多数参拝されます。
 刻印のお名前を見ますと今もご活躍の方々等、懐かしいおもいでお名前を読み取る事が出来ます。
 戦後の乏しい時、私たちの父母が子孫の繁栄を願って、精一杯の思いで建立された鐘楼を私たちの世代も、次代の子供たちのために受け継いで参りたいと思います。




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